サウナ入門:サウナ施設の違いと初心者へのススメ。
関西在住サラリーマンサウナーのスーです。
今回はサウナを趣味としてはじめてみたい人向けに、サウナ施設の解説をします。
「サウナに行ってみたいけどどんな施設に行けばいいの?」
という疑問を解決します!
サウナ施設は大きく分けて三つあります。
- 銭湯
- スーパー銭湯
- 本格サウナ施設
です。
それぞれの特徴や良い点・悪い点を解説していきます。
- 各サウナ施設ごとの違い、良い点、悪い点
- 初心者におすすめなサウナ施設の種類
銭湯
銭湯は料金が安い!
銭湯の魅力の一つ目は”料金です”。
銭湯の料金は各都道府県で上限額が設定されています。
そのため400円や500円代などリーズナブルな価格で入浴することができます。
スーパー銭湯だと1000~1500円くらい。
本格サウナ施設だと2時間で3000円くらいするところがあることを考えると本当に安いですね。
各都道府県の入浴料金は下記URLから確認できます。
入浴料金 | 【公式】全浴連(全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会) (1010.or.jp)
また、サウナ利用料は別で設定されている(+300円程度)銭湯が多いので、事前にHPで確認しておきましょう。
銭湯サウナはサウナ室が熱いことが多い!
銭湯のサウナはスーパー銭湯などと比較して、サウナ室が狭いです。
しかし、狭い分温度も上げやすいので100度を超えるような銭湯サウナも多いです。
私がよく行く関西の銭湯サウナである、ヘルシー温泉タテバ(大阪府)・辰巳温泉(大阪府)・都湯(滋賀県)も激熱なサウナでサウナー達をととのえています。
熱さを求めている人はぜひ銭湯サウナに行ってみてください!!!
銭湯ごとの特徴がでやすい!
銭湯サウナで人気のある所は、特徴があることが多いです。
例えば、
辰巳温泉だと激熱ボナサウナ
ヘルシー温泉タテバは塩サウナなのに激熱温度
都湯は天然地下水の水風呂と薪サウナ
などです。
銭湯ごとにサウナの楽しみ方が変わるので、魅力的です。
全国のご当地サウナを巡る旅をしてみたい!
銭湯サウナの残念なところ
混雑時にサウナに入れないことがある
これはスペースの問題なのでどうしようもないことですが、念のため書いておきます。
最近ではInstagramのストーリーズで空き情報を発信してくれている銭湯もあるので、チェックしてみてください。
一般的に土日の夕方(14-18時頃)は混むことが多いので、確実にサウナに入りたい!という方は避けたほうが良いでしょう。
ととのいスペースが少ないことがある
銭湯サウナの場合、ととのい椅子が2~3席ほどしかない場合があるので「椅子に座らないとととのえない!」という方は注意が必要です。
仮に椅子が空いていない場合は、湯船の端っこなど邪魔にならない場所に座って休憩してください。
銭湯サウナはこんな人におすすめ!
スーパー銭湯
スーパー銭湯は初心者でも楽しみやすい!
サウナが有名なサウナや、本格サウナ施設だと上級者のサウナーが集まる事があります。
サウナグッズを多数持っている人・こだわりのルーティーンを披露する人などを見ると、少し気が引けてしまう人がいるかもしれません。
その点スーパー銭湯は、お風呂を楽しみに来たファミリーやご老人などが多いので初心者でも気兼ねなくサウナを楽しめると思います。
また、温度もそこまで高くないところが多いので安心です。
スーパー銭湯も十分リーズナブル!
銭湯までとは行きませんが、1000~1500円(サウナ込み)で利用できるところがほとんどです。
スーパー銭湯だとサウナ以外にも館内に寝ころびスペースや、漫画が多数おいている施設もあります。
追加料金で岩盤浴も楽しめる場所もあり、サウナもはじめてみたいけどそれ以外もせっかくなら楽しみたい!という方にはおすすめ。
お食事処も併設されている場合が多いので、サウナの後に”サ飯”を食べることも可能です。(ごはん代は別)
スーパー銭湯は広い!
スーパー銭湯はスペースが大きいので、水風呂後のととのい椅子を確保するのに困ることが少ないです。
サウナも1室に2~30人は入れるほど広い場所もあり、混雑を気にすることなく利用できます。
椅子もフルフラットやインフィニティチェアなど様々な種類がある施設もあり、セットごとにシチュエーションを変えることも可能です。
これも広いからできることですね。
僕は土日の夕方など混雑する時間帯に行く場合は、スーパー銭湯のサウナを選択する場合も多いよ
スーパー銭湯の残念なところ
サウナ室の温度が低い場合がある
スーパー銭湯によっては、少し物足りない温度の場合があります。
サウナにあまり力を入れていない施設は温度が低い傾向にあるように思います。
各施設のホームページで確認して、ロウリュサービスの有無やサウナの詳細な情報など載っていればサウナに力を入れていることが多いです。
導線(サウナ・水風呂・ととのいスペース)の配置が悪い場合がある
サウナ・水風呂・ととのいスペースの配置のことをサウナ用語で”導線”と言います。
この導線が良いと、ととのいへの無駄が省け非常に良い結果を得られます。
ただスーパー銭湯ではそのスペースの広さがあだとなって導線が良くない施設があります。
ただ最近では、スーパー銭湯でもサウナに力を入れている施設はたくさんあり、そのようなところはしっかりと考えられた構造になっています。
こればっかりは行ってみないとわからないですね。
スーパー銭湯のサウナはこんな人におすすめ!
本格サウナ施設
いろいろな種類のサウナが一度に楽しめる!
本格サウナ施設では様々なサウナの種類が楽しめます。
関西の例で行くと、大阪サウナDESSEです。
なんと8つのサウナと4つの水風呂があります!
他の本格サウナ施設も最低でも3つ以上は異なるジャンルのサウナがあることが多いです。
加えて水風呂も温度別に何種類かあったりもします。
3セットでは楽しみ尽くせません…
大阪サウナDESSEに行ったときは思わず5セットしてしまったよ。(笑)
イベント(アウフグース・ロウリュ)が楽しめる!
サウナ施設には、サウナストーンにアロマ水をかける”ロウリュ”とアロマ水をかけ発生した蒸気をタオルなどで仰ぐ”アウフグース”というイベントがあります。
体感温度がぐっと上がり発汗を促します。
このイベント後は普段よりもととのうこともしばしば。
サウナに力を入れている銭湯やスーパー銭湯でもイベントを行っている施設もあります。
しかし、一日のイベント回数やその質はやはり本格サウナ施設のほうが高い傾向にあると思います。
ロウリュやアウフグースを楽しみたい方は本格サウナ施設がおすすめです。
サウナに関する施設のレベルが高い
サウナ施設ということもあって、サウナ・水風呂・ととのいスペースのレベルが高いです。
具体的には、サウナの温度がちょうどよかったり、水風呂にバイブラ(浴槽の底から泡が出る装置、体感温度が下がる)が備わっていたり、ととのい椅子がスペースの割に多かったり、というところです。
また、先ほども少し記載した導線も素晴らしいです。
ととのうためにここまでするか!?というような構造になっています!
本格サウナ施設の残念なところ
料金が高い
素晴らしい施設を備え付けているためしょうがないのですが、料金は2000円以上するところが多いです。
銭湯なら3回くらいの値段なのでそれを考えるとやはり高いと感じてしまいますよね。
利用時間によって価格が変わる施設も多いので、事前にホームページなどで確認しておくことをお勧めします。
初心者には敷居が高く感じる
価格面も含めて少し初心者の方には敷居が高く感じてしまうかもしれません。
上級者サウナーが周りにいたり、有名施設では混雑度が高かったりするので私も初心者の頃は本格サウナ施設に足を運ぶのが億劫になっていました。
周りが気になりやすい方は、銭湯やスーパー銭湯から始めてみるのが良いかもしれません。
本格サウナ施設はこんな人におすすめ!
まとめ
本記事では、各サウナ施設の特徴や向いている人を紹介しました。
私は各ジャンルの施設で特別好きな施設はなく、まんべんなく通っています。
読者の皆さんは「自分に向いているかも」と思ったサウナ施設に一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
銭湯
メリット
- 料金が安い
- サウナ室が熱いことが多い
- 銭湯ごとに特徴がある
デメリット
- 狭いので混雑時はサウナに入れないことも
- ととのいスペースが少ないことがある
スーパー銭湯
メリット
- 初心者でも楽しみやすい
- 料金はそこまで高くない
- 広いので混雑が気になりにくい
デメリット
- サウナ室の温度が低い時がある
- 導線(サウナ・水風呂・ととのいスペースの配置)が悪い場合がある
本格サウナ施設
メリット
- 色々なサウナの種類が楽しめる
- イベント(アウフグース・ロウリュ)が楽しめる
- サウナに関する施設のレベルが高い
デメリット
- 料金が高い
- 初心者には敷居が高く感じる